腱板とは…
腱板とは 回旋筋腱板とも言われ肩の周囲にある肩甲下筋 棘上筋 棘下筋 小円筋 の腱を言い
この腱は肩の関節を構成する上腕骨を、受け皿である関節窩に引きつけ安定性を保つ役割があり、
腕を上げだり回りしたりする際に必ず使うので非常に大事な組織です。
原因
重い物を上に持ち上げた際や直接肩をぶつけた時に痛める事もあります、
また加齢により腱自体が弱くなりそこに繰り返しの外力が加わるとで痛めます。
また投球動作やオーバーアーム(バレーや水泳など)をするスポーツでも起こる怪我です。
症状
肩の外側に痛みがあり夜寝ている時にも痛みが出ることが多いです(夜間痛)完全に断裂した際は肩の外側に凹みができます。
また五十肩と区別しにくいところですが自力で挙げると痛みがあるという点では似ていますが、
五十肩は支えがあっても痛みがあり、腱板損傷は関節自体の柔軟性が失われていないので
支えがあると痛みが軽減する場合もあります。
さらに腕を挙げている途中では痛みがあるが、挙げきる手前で痛みが軽減するという場合もみられます。
症状を放っておくと血液の循環が良くない所なので筋肉が縮み筋力低下がみられ治りが悪くなるので注意して下さい。