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頭痛

頭痛でよくあるお悩み

3つの頭痛のタイプを知って対処しましょう

日本頭痛学会がおこなった疫学調査によると、
日本人のおよそ4人に1人が頭痛に悩まされているということです。
なかには「くも膜下出血」にともなう頭痛など、命にかかわる危険な頭痛もありますが、
多くは一次性頭痛といって命の危険はない頭痛とされています。
ですが、命の危険はないというものの、
人によって吐き気や嘔吐をともなうこともありますし、
痛みのあまり夜も寝られないといったケースもあります。
ここでは、頭痛の原因や改善方法について詳しくご紹介しています。

あなたの頭痛はどのタイプでしょうか

頭痛には一次性頭痛と、二次性頭痛の2つがあります。
二次性頭痛はくも膜下出血など、何らかの病気にともなってみられる頭痛を意味します。
一次性頭痛は医療機関で検査をしても原因が明確でない頭痛のことで、
頭痛の多くは命の危険がない一次性頭痛とされます。
一次性頭痛はさらに、片頭痛と緊張型頭痛、群発頭痛の3タイプに分類することが可能です。

片頭痛について

片頭痛は日本人の5%から10%にみられるとされています。
◆特徴
片頭痛の特徴は、片方(もしくは両方)のこめかみあたりに、拍動するような痛みが現れることです。
どちらかというと女性に多くみられる頭痛で、吐き気や嘔吐をともなうこともあります。
◆原因
片頭痛の原因について、はっきりしたことが分かっていないとされていますが、主に次の3つが考えられます。
●血管説
何らかの原因によって収縮していた血管が急に拡張し、拍動するような頭痛が現れるとされます。
●神経節
脳内における神経細胞の異常な働きによって、頭痛が現れると考えられています。
●三叉神経説
ストレスなどが原因となって、三叉神経が刺激されることで血管が拡張し、
神経原性炎症が引き起こされることによって、頭痛が現れるという説です。
そのため、気圧の変化(低気圧)も片頭痛の要因と考えられています。

緊張型頭痛について

日本人の10%から20%に、緊張型頭痛がみられると言われています。
一次性頭痛の中でもっとも多いタイプの頭痛とされています。
◆特徴
緊張型頭痛の特徴は、片頭痛のように頭痛以外の症状があまりないということです。
また、頭痛自体もズキズキと激しく痛むというよりは、
首から後頭部にかけて真綿で締め付けられるようにじわじわと痛むことが特徴です。
どちらかというと女性に多くみられる頭痛ですが、片頭痛ほどの男女差はありません。
◆原因
緊張型頭痛の原因としては、次のようなことが挙げられています。
●ストレス
ストレスによって自律神経のバランスが乱れると、血液の循環が阻害され、筋緊張が出やすくなります。
その結果、緊張型頭痛を発症するリスクが増します。
●姿勢の異常
デスクワークにともなう姿勢不良などが原因となって、首や肩の筋肉が緊張し、
緊張型頭痛を発症するケースがあります。
●頭頚部の筋肉の酷使
頭や首まわりの筋肉が酷使されることで、脳へと送られる血液量が減少し、
緊張型頭痛を発症することがあります。
緊張型頭痛は一般的に、首や肩のこりがひどい方や、長時間デスクワークを行われる方、
スマホをよく使う方などに多くみられます。

群発頭痛について

群発頭痛は「自殺頭痛」とも言われるほど、強い痛みを伴うことで知られています。
◆特徴
群発頭痛の特徴は、激しい痛みがみられることです。
特に寝てからしばらくして痛みが出ることも多く、睡眠もままならなくなります。
また、特定の期間、毎日のように頭痛が現れることも特徴です。
◆原因
群発頭痛の原因も詳しいことは判明していないとされていますが、
次の4つのことが要因になるのではないかとされています。
●内頚動脈説
脳へと送られる血液の通り道である内頚動脈に炎症が起こることで、
群発頭痛を発症する可能性があります。
●三叉神経説
片頭痛と同様、三叉神経が刺激されることで頭痛が発症する場合もあります。
●視床下部説
ホルモンバランスの変化などが原因となり、脳の視床下部への血流が亢進することで、
群発頭痛のリスクを高めるという説です。
●ニューロン説
ニューロンネットワークという神経伝達物質の流れに異常が起こることで、
頭痛が現れるという考えです。
いずれの説も決定力に欠けますが、飲酒や喫煙など、頭部の血管が拡張することで頭痛のリスクを増すことから、
血液の循環異常が群発頭痛に関わっているのではないかと考えられます。

慢性頭痛が起こった時の対処法や予防法

一次性頭痛には片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛といった種類がありますが、
それぞれ発症する原因が異なっているため症状が現れた場合の対処法も異なります。
誤った対処を行ってしまうと、かえって症状が悪化するリスクがありますので注意が必要です。
そこで、頭痛が起こった場合の正しい対処法や、頭痛を予防するための生活習慣などをご紹介します。

片頭痛が起こった場合の対処法

ズキズキと痛む片頭痛が起こった場合、次のような対処を心がけましょう。
◆患部を冷やす
片頭痛は血液の流れが急激に良くなることで発症リスクを増します。
そのため、一時的に患部を冷やし血液の流入量を減らすとよいでしょう。
◆安静にする
片頭痛が起こっているときに、光や音の刺激があると、さらに頭痛が増すリスクを高めます。
そのため、片頭痛が起こったら暗い部屋で安静にしましょう。

緊張型頭痛が起こった場合の対処法

首や肩の筋緊張によって起こる緊張型頭痛に対しては、筋肉を緩めることが効果的です。
◆デスクワークの際、1時間毎にストレッチを行う
緊張型頭痛は首や肩の筋緊張によって発症リスクを増すため、デスクワークをしている場合、
1時間毎にストレッチを行うことがおすすめです。
◆蒸しタオルで後頭部を温める
後頭部が締め付けられるように痛む場合、蒸しタオルで後頭部を温め、血行を促進するとよいでしょう。
◆温かいタオルやアイマスクを目元に当てる
目の疲れも緊張型頭痛のリスクを高めるため、温かいタオルやアイマスクを目元にあて、
血行を促進するよう意識しましょう。

群発頭痛が起こった場合の対処法

群発頭痛の原因は明確にはなっておらず、頭痛薬では効果が得られないとも言われています。
そのため、頭痛が起こる周期や、痛みが出やすいきっかけを知ることで対策していくことが大切です。
◆頭痛が出る周期を把握する
群発頭痛には周期(群発期)があるとされています。
その周期に合わせて注射薬などで対策を行うと良いでしょう。
◆飲酒・喫煙を控える
飲酒や喫煙によって症状が誘発されると考えられています。
群発期の際にはこれらを控えることも良いでしょう。
◆医師に相談する
あまりにも痛みがひどい場合は、早急に医療機関にかかりましょう。

頭痛の予防方法

◆ストレッチ
身体の筋緊張を緩和し、血行を促進することで頭痛の予防に繋がります。
◆首周りの体操
頭をずっと動かさないでいると、首や肩に筋緊張が生じます。
そのため、こまめに首周りの体操をおこない、筋緊張を防ぐことが重要です。
◆入浴で身体を温める
血液の流れをスムーズに保つためには、身体を温めることが一番です。
また、入浴によるリラックス効果で睡眠の質を高め、身体の回復力を高めることも期待できます。