loading

朝霞みんなのはり・きゅう整骨院

朝霞駅東口徒歩3分/提携駐車場徒歩15秒

  • 予約優先制
  • 各種保険対応
048-460-5211

朝霞駅東口徒歩3分/提携駐車場徒歩15秒

  • 予約優先制
  • 各種保険対応
048-460-5211
minkotuoutlook.jp

ぎっくり腰

ぎっくり腰でよくあるお悩み

ぎっくり腰を発症するのには理由があります

ぎっくり腰は肉体労働をされる方はもちろんのこと、デスクワークをされる方や、
育児中の女性、スポーツをされる方、長時間車を運転される方など、
幅広い層にみられる症状です。
症状としては、突然グキッという衝撃とともに激しい痛みが腰に現れます。
痛みの程度は人によってさまざまですが、
場合によっては布団から起き上がることも困難なほど、
痛みが激しくなることもあります。
ぎっくり腰の明確な原因は不明とされていますが、
日常生活での動作などが原因のひとつとなっていると考えられています。
ここではぎっくり腰の原因や対処法、予防法についてご紹介しています。

ぎっくり腰は筋緊張や疲労の蓄積が原因となることも

ぎっくり腰というと、突然発症するイメージをお持ちの方も多いと思います。
ですが、不良姿勢や重い荷物を持つなどの日常生活の動作が腰を支える
靭帯(じんたい)や筋肉に、負担がかかってしまうことで疲労が蓄積し発症するとも言われています。
では、どのようなことがぎっくり腰を発症する原因になるのでしょうか。

ぎっくり腰について

ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれており、背中の筋肉や筋膜を損傷したり、
肉離れを起こしたり、関節を捻挫したりすることで激しい痛みが出るとされています。
ぎっくり腰は病気というわけではありませんが、
急性期に無理な動作を行うと腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症につながるリスクも考えられます。

ぎっくり腰を発症するリスクがある姿勢や動作

ぎっくり腰の明確な原因は分かっていません。
ですが、次のような姿勢や動作を行うことでぎっくり腰を発症する場合があります。
◆長時間のデスクワークや運転など、普段から腰に負担がかる姿勢をしている
◆上半身を折り曲げて床から重いものを持ちあげる動作
◆長時間腰を曲げている状態から急に背筋を伸ばす動作

ぎっくり腰を発症する原因

ぎっくり腰は、若い方や日常的に運動をしている方でも発生する場合があります。
では、なぜいつもと同じ動作をしているだけなのに、ぎっくり腰を発症してしまうのでしょうか。
◆筋疲労の蓄積
疲労によって筋肉が硬くなることで、ふとした動作で筋線維を断裂しやすくなります。
◆筋肉や筋膜の緊張
長時間の同一姿勢などで筋肉や筋膜が硬くなっていると、腰への負担が増すことに繋がります。
◆身体を回転させるスポーツ
ゴルフや野球など同じ方向にばかり身体を回転させていると、
筋肉のバランスが悪くなることや負担の偏りで筋肉が傷つきやすくなることが考えられます。
◆中腰姿勢の継続
草むしりやお風呂掃除など中腰の姿勢から急に起き上がると、硬くなった筋線維が断裂しやすくなります。

ぎっくり腰にともなう症状

ぎっくり腰にともなう症状は、時間の経過とともに徐々に変化していきます。
◆急性期
ぎっくり腰を発症してからおよそ48時間ほど急性期が続きます。
痛みの強さには個人差がありますが、一般的に、急性期には激しい痛みがみられます。
痛み方としては、「肉離れを起こしたときのように、神経が切れるような痛みが出る」
「寝返りしたタイミングで痛みが出る」といったことが挙げられます。
また、患部の熱感、および動作時痛も特徴となっています。
◆回復期
ぎっくり腰を発症してから3日ほどすると回復期に入ります。
激しい痛みは治まってくるものの、患部をあまり動かさないようにしていることで、
別の場所に痛みが出ることもあります。

発症後痛みが強くなる場合

ぎっくり腰を発症してから痛みが増す場合、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、内臓疾患など
別の病気の可能性もあります。
その場合、医療機関を受診するようにしましょう。

ぎっくり腰への対処法と再発防止法

ぎっくり腰は西洋で「魔女の一撃」と言われているように、激しい痛みと動作時痛をともないます。
急に発症してしまう症状ではありますが、
初期段階で適切な対応をとることでつらい症状を少しでも軽減することが期待できます。
また、痛みが引いてからストレッチやトレーニングを行うことで、ぎっくり腰の再発防止に繋がります。

ぎっくり腰を起こした場合の対処法

ぎっくり腰を起こした場合の対処法は、ぎっくり腰を発症してからの時間経過によって異なります。
◆急性期
ぎっくり腰を発症してからおよそ48時間ほど、患部に炎症がみられ、ズキズキとした痛みにみまわれます。
この時期には次のような対処を行いましょう。
●一時的に冷やす
患部にアイシングをすることで、痛みを和らげることが期待できます。
●安静
この時期に無理な動作をすると症状が悪化するため、背中を丸めた姿勢で安静にすることが重要です。
●患部から離れた場所を緩める
患部に直接触れると傷ついた筋線維に触れることとなるため、
患部の上下(背中や太ももの裏)などを優しくマッサージすることもおすすめです。
●痛み止め
ぎっくり腰による痛みがあまりにもひどい場合は、鎮痛薬を飲むとよいでしょう。
●サポーターを利用する
骨盤ベルトやコルセットを使用し、患部を動揺させないことが重要です。
◆慢性期
ぎっくり腰の痛みが落ち着いたら、次のような対処を行いましょう。
●温める
入浴などで身体を温めることで、血流が改善し筋肉の緊張を和らげるため、症状の回復を早めることが期待できます。
●軽い歩行
急性期が過ぎたら、適度に身体を動かしましょう。
全身の筋肉の柔軟性を高まり、固まった筋肉を改善することが期待できます。
●ストレッチ
症状の回復を早めるため、動けるようになってからストレッチを行い、血行を促進することが重要です。

日常で行えるぎっくり腰の再発予防法

ぎっくり腰の多くは日常の生活習慣の積み重ねによって起こります。
そのため、日常の生活習慣を見直すことが、ぎっくり腰の再発予防に繋がると考えられるのです。
◆腹筋の強化
体幹を支える腹筋の強化によって、筋肉のバランスが整い、
身体の安定性が高まるため、ぎっくり腰の再発リスクを下げることが可能です。
おすすめのトレーニングはプランクです。
あおむけの状態から上半身を起こすいわゆる腹筋運動は、かえって腰痛のリスクを高めるので避けましょう。
◆足腰の強化
上半身を安定させるため、足腰を強化することも重要です。
スクワットは身体全体をバランスよく鍛えることができ、基礎代謝を上げる効果も期待できます。
◆チューブトレーニング
ゴムチューブを使ってトレーニングすることで、腰に負荷を掛けずに身体を鍛えることが可能です。
◆姿勢の改善
ぎっくり腰を発症する方の多くに、姿勢不良がみられます。
特にデスクワークにともなう骨盤の後傾(後ろに傾くこと)はぎっくり腰の発症リスクを高めます。
普段から骨盤を立てるイメージで椅子に座りましょう。
ですが、上半身を反りかえる必要はありません。
上半身に無駄な力の入っていない状態が理想的な座り方です。

日常生活における注意点

ぎっくり腰の再発を予防するため、日常的に次のようなことに気を付けましょう。
◆ぎっくり腰になった場合、動けるようになってからストレッチに取り組む
◆重いものを持つ際は膝を曲げて持つ
◆長時間の同一姿勢を強いられるときには、たまに休憩を挟んで伸びをする